2021-05-22 / 最終更新日時 : 2021-05-22 マルヒ委員 千夜一夜 第三十三夜 序章のなぞ だれがはじめた? 歌い継がれてきた歌 寮歌『都も遠し』の序章について書いてみたいと思う。 北溟寮の寮歌である『都も遠し』は、戦前の弘前高時代から新制弘前大学に変わり、さらに緑が丘に移って30年を経た今に至るまで、幾世代も […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2021-05-22 マルヒ委員 千夜一夜 第三十二夜 つがる鵬溟会 名簿作成事始 ナオキさん その頃、北溟寮の最年長寮生といえば、中核派のトヨタマさんではなく、それはワタナベナオキさんだったはずだ。 ナオキさんは、医学部の専門課程に在学中。早稲田を卒業して何年かたってから弘前大学の医学部 […]
2021-05-14 / 最終更新日時 : 2021-06-21 マルヒ委員 千夜一夜 第三十一夜 雪 津軽の冬 日本シリーズ最終戦 1979年11月4日の日曜日、大阪はミナミにあった大阪球場では広島-近鉄の日本シリーズ第7戦が戦われていた。この試合に勝利したほうは日本一、どちらにとっても球団史上初の快挙となる。 すでに […]
2021-05-05 / 最終更新日時 : 2021-05-05 マルヒ委員 千夜一夜 第三十夜 帰省 弘前への往還 いつもうるさい北溟寮が静まりかえるのが夏・冬・春の長期休暇である。おもしろいものでこの3つの休暇、それぞれ《休みの雰囲気》が違っていた気がする。 夏休み 夏休みは寮祭の喧噪の後にやってくる。4月に入寮した […]
2021-05-04 / 最終更新日時 : 2021-06-21 マルヒ委員 千夜一夜 第二十九夜 寮生御用達・本屋編 本店編? 今泉本店 ナカサコさん、弘前にはどんな本屋さんがあるんです?と聞いたら、ウータン氏は独特の抑揚をもった関西弁で答えた。「ああ、あるでぇ。エエとな、弘前でいちばん大きな本屋は今泉本店いうんや。土手町ちゅう所にある […]
2021-05-04 / 最終更新日時 : 2021-05-04 マルヒ委員 千夜一夜 第二十八夜 リンゴの季節 ああリンゴの甘き香りよ 向陽園 明治の終わり頃、弘前のある場所にリンゴ農園ができた。向陽園という名前を持つそのリンゴ農園こそ、後に『リンゴの神様』『青森リンゴ中興の祖』とうたわれた外崎嘉七氏が開いたものであった。袋かけ・ […]
2021-05-02 / 最終更新日時 : 2021-06-20 マルヒ委員 千夜一夜 第二十七夜 女子寮めぐり駅伝 寮祭 その2 ソーメン食い大会 7月中旬におこなわれる寮祭にあわせて、例年いくつものプレ企画が催された。読んで字のごとく、ソーメンをどれだけ食えるかというイベントである。 毎年日本人が活躍するニューヨークのホットドッグ食 […]
2020-11-03 / 最終更新日時 : 2020-11-03 マルヒ委員 千夜一夜 第二十六夜 合コン哀歌 寮式合コン 合コン? 合ハイ? 横浜や渋谷でひんぴんと合コンを繰り広げているらしい我社の若者諸君に「合コンってなんの略か知ってる?」と聞けば、「合コンは合コンでしょう?」とか答えられるのがオチだ。 合コン、すなわち合同コ […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-22 マルヒ委員 千夜一夜 第二十五夜 イタモトの受難 ふたつの事故 カッコーマンイタモト 理学部地球科学科のイタモトは東京は三鷹の出身。理系とはいえ「元」文学青年であり、また「元」シティボーイであった。(失礼) 彼は、自分でも気にしていた髪の量だけを別にすれば、女性から見る […]
2020-10-21 / 最終更新日時 : 2021-05-02 マルヒ委員 千夜一夜 第二十四夜 バイク列伝 北溟寮大バイク時代の幕開け 愉しみのためのモーターサイクル 北溟寮にあるバイクといえばほとんど原付であった。……新聞配達用のカブ、とにかく学校の行き帰りを楽にしたいロードパル。。いわば実用バイク時代である。しかし時代は次 […]