2021-06-21 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 番外編 2003年冬弘前紀行《武藤編》① ひょんなことから、冬の弘前に旅行することになったふたり。それぞれが、それぞれ感じたままに、ひとつの旅をつづります。 マルヒのセンチメンタルジャーニーに付き合うの記 一日目 久しぶりの弘前は温かだった。 2月の初めといえ […]
2021-06-21 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第三十七夜 寮食堂をめぐって・後編 後退戦 三者自治 炊フ公務員化運動については代々木(民青)も強く反応した。彼らが唱える三者自治論からいえば教授会は学生自治会とともにこうした文部省からの干渉に戦ってくれるはずだからである。 お願いすれば、だが。 「民主的 […]
2021-06-21 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第三十六夜 寮食堂をめぐって・前編 歴史のなかで 食券 マルヒが入寮した当時、北溟寮の食堂では朝・晩の2食が提供されていた。寮食を食べる場合は事前に月単位で炊事部に申告する。すると、月初に『食券』と称するカードが配布された。寮食を頼むかどうかは、個人の自由 […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第三十二夜 つがる鵬溟会 名簿作成事始 ナオキさん その頃、北溟寮の最年長寮生といえば、中核派のトヨタマさんではなく、それはワタナベナオキさんだったはずだ。 ナオキさんは、医学部の専門課程に在学中。早稲田を卒業して何年かたってから弘前大学の医学部 […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第二十五夜 イタモトの受難 ふたつの事故 カッコーマンイタモト 理学部地球科学科のイタモトは東京は三鷹の出身。理系とはいえ「元」文学青年であり、また「元」シティボーイであった。(失礼) 彼は、自分でも気にしていた髪の量だけを別にすれば、女性から見る […]
2020-09-19 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第十八夜 心理蛾会顛末 またはマルヒはいかに友人をなくしたか 心理蛾会のはじまり… 窓の外には青空がひろがっていた。長髪で黒縁のめがねをかけた講師が、お猿の接近-接近コンフリクトについて説明していた。教養部の心理学の講義。講義の終わりかけ、 『 […]
2020-09-17 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第十七夜 アルバイト はたらけど、はたらけど マルヒの仕送りは、一時ある事情によって減額されることはあったが、基本的にはずっと5万円であった。この仕送りの額(4万~5万程度の仕送り)はだいたいの感触としてその頃の北溟寮生の平均値だという感じが […]
2020-09-16 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第十五夜 寮室あれこれ ふたりの共存方法 ごく一般的レイアウト 学生たるもの、書物の10冊や15冊ぐらい持っていないと、さまにならない。机の前の壁には作りつけの本棚があるとはいうものの、教科書だけても、そこはいっぱいになってしまう。そこで、どの […]
2020-09-12 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第十一夜 諸党派 自治組織の説明、および各派登場 寮長 聞けばブンが寮長選挙にでるという。 このブンという男、名門・都立日比谷高校から現役で医学部にうかった男だから、秀才であることは間違いない。マルヒと同期で入寮し、観桜会の後だったか、さ […]
2020-09-11 / 最終更新日時 : 2024-06-17 マルヒ委員 千夜一夜 第九夜 スウィートメモリーズ 84年次4年生の卒寮文集より Sweet Memories 私より2学年下の寮生が卒業するときに作成した文集からの抜粋です。『Sweet Memories』ちょっとだけ恥ずかしいタイトルがついております。基本的に書いてい […]